横浜DeNA、交流戦初Vへ 今永「責任ある投球を」

キャッチボールで汗を流す横浜DeNA・今永=横須賀市の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 交流戦初制覇へ、横浜DeNAの先発陣が一丸で戦うことを誓った。エースの今永は、最終戦となる13日の日本ハム戦(札幌ドーム)の先発が濃厚。「どういう展開でも勝ち切りたい。勝つことだけがチームを同じ方向に導いてくれる」と快投を約束した。

 左肩の手術を経て3試合に登板し、6日のロッテ戦(横浜)は6回1失点と好投。初勝利は逃したものの「球速が戻ってきたのは前向きな要素。肩や肘の反応も悪くない。状態? 万全です」と頼もしい。

 そのロッテ戦では降板後に、大和がサヨナラ打を放つなど打線は活気づいている。一方、投手陣は12球団ワーストの67失点を喫している。今永も重々承知で「野手や救援陣が連戦で頑張ってくれているが、先発投手が交流戦で投げられるのは(1人当たり)3試合。責任ある投球をしないといけない」と次戦へ口元を結んだ。

 8日の西武戦(メットライフドーム)に先発するピープルズも気合十分だ。交流戦2試合で1勝0敗の右腕は「打線は好調。できるだけ長いイニングを投げられればチームを勝利に導ける」と自信を示した。

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