孤独な少女とパンクバンドのリーダー 変人扱い2人のラブストーリー 「ディナー・イン・アメリカ」公開

孤独な少女とパンクバンドのリーダーによるラブストーリーを描いた映画「ディナー・イン・アメリカ」が、9月24日より劇場公開されることが決まった。

「ディナー・イン・アメリカ」は、過保護に育てられて単調な毎日を送っている少女パティと、パティが匿った警察に追われる不信な男・サイモンによるラブストーリー。パンクロックを聞くことで、平凡な人生から逃避していた孤独で臆病なパティ。匿ったサイモンは、実はパティの愛するパンクバンド“サイオプス”で覆面リーダーを務めるジョンQだった。家族や周囲から変人扱いされ、社会不適合者や厄介者とさげすまれる2人。そんな出会うはずのなかった2人が、互いに惹かれ合い、社会の偏見を吹き飛ばしていく。

恋愛映画でありながら、マジョリティーに立ち向かうユーモアとパンク精神に彩られた本作は、2020 年のサンダンス映画祭オフィシャルセレクションでの上映を始め、ダブリン国際映画祭(ダブリン批評家スペシャル審査員賞・受賞)、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭(観客賞・受賞)、オデッサ国際映画祭(グランプリ受賞)など、多数の賞を受賞している。新型コロナウイリスの影響で本国アメリカでは公開されておらず、先立って日本で公開される。

プロデュースを務めているのは、俳優として活動すると同時に「ズーランダー」「LIFE!」などではプロデューサーとしても活躍しているベン・スティラー。監督は、「バニーゲーム」などのアダム・レーマイヤーが担当している。本作が長編映画初主演となるエミリー・スケッグス、「アメリカン・スナイパー」などのカイル・ガルナー、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのリー・トンプソン、ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」シリーズのクロエ役で知られるメアリー・リン・ライスカブらが出演している。

【作品情報】
ディナー・イン・アメリカ
2021年9月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:ハーク
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