ヘンリー&メーガン第2子の愛称「リリベット」に英王室作家が激怒「失礼極まりない」

第2子となる長女を出産したメーガン妃(ロイター)

ヘンリー王子&メーガン妃が長女の名前をエリザベス女王の愛称「リリベット」と名付けたことをめぐり、英王室作家アンジェラ・レビン氏は女王に対して「失礼極まりない」と猛批判した。

米FOXニュースによると、レビン氏は7日、英ITV局の朝の情報番組「グッドモーニング。ブリテン」に出演し、「リリベット」という愛称は故フィリップ王配が女王に使ったニックネームだと指摘した。

その上で「良くないと思います。女王陛下に対して失礼極まりない。亡くなられて間もない夫が使っていた妻へのとてもプライベートな愛称ですから」とし、「チャールズ皇太子が母親をリリベットと呼ぶことなどありえないこと」と続けた。

同氏はまた、この愛称は女王が幼い頃、自分の名前をうまく発音することができず、〝リリベット〟と呼んでいたことに由来すると説明。

女王の両親や祖父母もすぐに幼いプリンセスをそう呼ぶようになったとし、父親ジョージ6世は「リリベットは私の誇り。(妹の)マーガレットは私の喜び」と姉妹について語った発言はよく知られているとした。

「そういった経緯があり、(フィリップ王配にとって)特別な愛称だった」と解説。ヘンリー王子&メーガン妃が長女にリリベットを名付けたことは「(女王を)卑しめる行為」と言い切った。

そんな中、ヘンリー王子は娘の名前を女王にちなんだものにしたいとの意向を女王本人に伝えたと報じられているが、レビン氏は「女王はまさかリリベットを選ぶとは思いもよらなかったと思います」と付け加えた。

レビン氏はヘンリー王子についての著書「ヘンリー/ある王子の伝記」などで知られる。

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