日差しがますます強くなるこれからの季節。じょうずに日差しを遮りながら、子供と一緒に安心してキャンプなどのアウトドアを楽しみたいですよね!本日は「フルクローズ」することでプライバシーが確保でき、「フルオープン」することで涼しい風が取り入れられる、高機能のコールマン『スクリーンシェード』をご紹介いたします。
公園遊びやディキャンプなど幅広く活躍する!高機能なコールマン『スクリーンシェード』のスペック
- サイズ: <使用時>約210×180×120(h)cm、<収納時>約直径16.5×58(h)cm
- 重量:約3.3kg
- 材質:<シェードスキン>68Dポリエステルタフタ(UVPRO・PU防水)、<フロアシート>ポリエチレン、<ポール>FRP
- 仕様:メッシュドア×2
- 耐水圧:約500mm
コールマン『スクリーンシェード』は、強い日差しを防いでくれて、お子さんとの公園遊びや、着替えを伴う水遊び、そしてディキャンプなどで大活躍してくれます。
4方向すべてが解放でき、4面のうち2面はメッシュパネルになっています。
日差しを遮りながらも風を快適に感じることが出来るので、これからの暑い季節のアウトドア遊びに持ってこいです!
人気の定番商品コールマン『スクリーンシェード』の旧モデルと新モデルの違い
コールマン『スクリーンシェード』は人気の定番商品であり、市場には旧モデルと新モデルが混在しています。
こちらが最新モデルのコールマン『スクリーンIGシェード+』。
この最新モデルのコールマン『スクリーンIGシェード+』と、旧モデルのコールマン『スクリーンシェード』との大きな違いは主に以下の3つ。
- ダークルーム™テクノロジーが採用されていること
- 虫よけ効果のOlytec®メッシュ採用
- 耐水圧:約3,000mm
まず特徴的なのが、ダークルーム™テクノロジーという、日光を90%以上遮ってくれる遮光性の高い素材を採用していることです。
筆者が所持している旧モデルのコールマン『スクリーンシェード』にダークルーム™テクノロジーは採用されておらず、「UVPRO」という素材が採用されています。
UVPROというのは、コールマンが独自に開発したUVに強い生地のこと。しかし、ダークルーム™テクノロジーは、UVPRO以上の遮光性能を誇っています。
先日、実際に初夏の日差しのもと、『スクリーンシェード』の中に入って寝そべってみました。
UVPROはUVに強い素材とはいっても、光は透過しているようで、中にいるとじんわりと暑さが伝わってきました。
日差しを直接受けることはありませんが、スクリーンシェードの中で昼寝をしたら、真夏は暑くて寝ていられないかもしれません。
その点、日光を90%以上遮ってくれるダークルーム™テクノロジーを採用した『スクリーンIGシェード+』であれば、真夏でものんびり昼寝ができそうです。
▼『スクリーンIGシェード+』の遮光性が気になる方はこちらの記事でチェック!
また、『スクリーンIGシェード+』では、虫よけ効果のあるOlytec®メッシュを採用しているということで、虫嫌いさんには心強いかもしれません!
さらに、耐水圧が旧モデルの約500mmから約3,000mmまで大幅アップしているので、急な雨でも安心です!
筆者はテントの中が暗いのがあまり好みではないため、旧モデルを選びましたが、スペックを総合的に判断すると、今購入すべきはコールマン『スクリーンIGシェード+』一択かもしれません。
人気の定番商品コールマン『スクリーンシェード』をレビュー
ここからは、人気のコールマンの定番商品『スクリーンシェード』を筆者が実際に試してみて感じたおすすめポイントをご紹介していきます。
コールマン『スクリーンシェード』のおすすめポイント【1】設営・撤収がカンタン!
コールマン『スクリーンシェード』は、宿泊を伴うキャンプに使われるテントとは違い、設営・撤収がとってもカンタンです。
組み立て方とたたみ方を詳しく見ていきましょう。
まず、収納袋からスクリーンシェードを出して広げます。
折りたたまれているポールが2本が付属されていますので、これらのポールを手を挟まないよう注意しながら伸ばしていきます。
天井部分にあたる場所に「スリーブ」と呼ばれるポールを差し込む穴の開いた布がついているので、袖に腕を通すように、スリーブへ2本のポールを交差させて通していきます。
この作業をする時は、かなりスペースが必要となります。
周囲に人がいないか、物がないかを確認して、広い場所で広げてくださいね。お子さんにもポールが当たらないように注意が必要です。
4隅に短い金属の棒がついているので、この金属の棒をポールの穴に差し込んでいきます。
この小さな金属の棒はポールの穴にカッチリとハマらず、ゆるく入っているだけなので、わりとカンタンに取れてしまいます。
1人で設営するには少し慣れが必要かもしれません。慣れるまでは対角線上に2人で向き合い、声を掛け合って組み立てていったほうがスムーズでストレスが少ないと思います。
4隅に棒を差し込んでスクリーンシェード全体を立ち上げれば、この状態で自立してくれます。
ポールにフックをはめ込み、サンシェードとポールを固定していきます。
ポール1本につき4か所、合計8か所フックがついています。
これで完成。あとは風に応じて4隅にペグを打ち、地面に固定してください。
10分ほどで設営出来てしまい、ちょっとした公園遊びでも組み立てたりたたんだりの作業が苦痛にならないほどカンタンです!
たたみ方は、組み立て方の逆の手順でOKです。
袋より少し小さめサイズにたたむこと、テントの中の空気をよく抜きながらたたむことが、収納袋にうまくしまうコツです!
コールマン『スクリーンシェード』のおすすめポイント【2】風に強い!
コールマン『スクリーンシェード』は、構造的に風に強いです。
2本のポールをてっぺんでクロスさせており、それぞれのポールは長いスリーブにしっかりと包まれています。そのため、強風でもスクリーンシェード自体が変形せず、しっかりと立ってくれます。
実際に筆者も風速5メートルほどある日に、公園でディキャンプを楽しんだ経験があります。
『スクリーンシェード』は、風が吹いてもフレームがしっかり支えてくれていたので、布が中の空間を圧迫することなく、快適に過ごせました。
一方で、別のポップアップテントを使用した際には、強風で形がひしゃげてしまい、中にいたら頭部を布でぐいぐいと押されてしまった経験があります。
その点コールマン『スクリーンシェード』は、構造的に快適に過ごせて優秀だと思いました!
また、砂浜や固い地面など、ペグを打ち込めない時には、付属の砂袋に砂などで重しを作って4隅に置けばOKです。
海でポップアップテントが風にあおられて飛ばされていくのを目撃したことがありますが、コールマン『スクリーンシェード』ならその心配がぐっと少なくなると思います。
コールマン『スクリーンシェード』のおすすめポイント【3】快適なプライベート空間が確保できる!
コールマン『スクリーンシェード』は、4方向にファスナーがついており、すべてファスナーを閉じたフルクローズの状態にすることで、外からの視線を遮ることができます。
プール・川・海などの水遊びなどでコールマン『スクリーンシェード』があれば、大人も子供も安心してお着替えができます。
また、筆者自身も子供が小さいころ、オムツ替えや授乳のときに授乳室や多機能トイレを探して大変な思いをした経験があります。
しかし、コールマンの『スクリーンシェード』さえあれば、人の目を気にせず授乳やオムツ替えもできちゃいます!
また、シェルターというとなんとなく閉鎖的なテント、というようなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、コールマンの『スクリーンシェード』は4方向に解放できるおかげで圧迫感がありません。
大人2人と子供1人ならゆうゆう寝れますし、身長165センチの大人1人が大の字になってもまだ余るほど。
フルオープンにしてもよし、2か所はメッシュにしてもよし。
強い日差しをよけつつ、外の景色が眺められる快適空間はコールマンの『スクリーンシェード』の大きな魅力です!
コールマン『スクリーンシェード』をおすすめする人
ここからは筆者が実際にコールマンの『スクリーンシェード』を使用してみて感じた、コールマンの『スクリーンシェード』をおすすめしたい人についてご紹介していきます。
コールマン『スクリーンシェード』がおすすめな人【1】ディキャンプやピクニック用のテントが欲しい人
本格的なキャンプで使うテントといえば、かなり大きなものを想像しますよね。
ファミリーで使うものであればなおさら、大型で重さもあるものが多く、お値段も高額になってしまいます。
でも宿泊を伴わないディキャンプや、公園でのピクニックなどのために「軽量・コンパクトで、カンタンに組み立てられるテントが欲しい!」という方にコールマン『スクリーンシェード』は最適です。
『スクリーンシェード』の収納サイズは、収納袋の状態で横58cm・縦16.5cmで、重さは約3.3kg。
生まれたての赤ちゃんぐらいですね(笑) 設営と撤収がカンタン、ということは前記しましたが、モノ自体がコンパクトなので持ち運びにも苦労しません!
コールマン『スクリーンシェード』がおすすめな人【2】コンパクトでも広々とした開放感を味わいたい人
筆者の夫は外で寝るのが大好きで、コンパクトながらもテントの中で広々と寝そべることができる点を重視して、このコールマン『スクリーンシェード』を購入しました。
身長165センチの大人が座った状態でもゆうゆう余裕のスペースがあります。家族3人であれば余裕、4人であってもそれぞれのスペースが保てます。
身長120センチちょっとの小2の息子も、頭が天井につくことなく立っていられるぐらいの高さがあります。
公園で見かけるポップアップテントなどには、テントの先が尖っていて、複数の人が座って中で過ごすには頭がつっかえそうなモノもあるイメージです。
しかし、コールマン『スクリーンシェード』は窮屈感がなく、快適に過ごすことができます。
コールマン『スクリーンシェード』がおすすめな人【3】水遊びなど外で着替えるアウトドアをする人
千葉県在住の筆者は、夏になると海水浴に、川遊びに、水遊びにと、実に忙しいのですが、たいてい、そういった場所には着替えられる施設などはありません。
コールマン『スクリーンシェード』を買う前は、ワンタッチシェルターを使っていました。ただ、ワンタッチシェルターはフルクローズができなかったため、今まではお着替え用のタオルを体に巻き、車の陰でこそこそと着替えていました。
しかし、コールマン『スクリーンシェード』が来たからにはもう怖いものなしです!
休憩用に日差しをよけられるスペースとしても使えますし、着替え用のスペースとしても使えるので重宝すること間違いなしです。
夏のアウトドアに水遊びをしてお着替えする機会が多い方には、コールマン『スクリーンシェード』を心よりおすすめいたします!
コールマン『スクリーンシェード』をおすすめしない人
ここまで、コールマン『スクリーンシェード』の魅力についてお伝えしてきましたが、もちろん万人向けの商品というわけではありません。
ここからは、筆者が考えるコールマン『スクリーンシェード』をおすすめしない人についてまとめていきます。
コールマン『スクリーンシェード』をおすすめしない人【1】おうちキャンプ用のテントが欲しい人
コールマン『スクリーンシェード』は、おうちキャンプ向きのテントではありません。
理由の1つとしては、家の中で広げるには大きすぎること。
組み立てには、写真のように広いスペースが必要になるので、家の中で組み立てるのは至難の業だと思います。
また、そもそもおうちの中で家族全員がテントの中に入るようなシーンはあまりないかと思いますので、おうちキャンプ用ならもう少し小さめのテントがおすすめですね。
また、もう1つの理由として、立てたときに金属のポールで床を傷つけてしまう可能性があります。
グランドシートなどは付属していません。ラグやシートを敷けば傷は防げるかもしれませんが、とにかく家の中で使うには大きすぎるので、扱いがなかなか難しいと思われます。
以上2つの理由から、コールマン『スクリーンシェード』はおうちキャンプ用のテントが欲しい人にはおすすめしません。
コールマン『スクリーンシェード』をおすすめしない人【2】アウトドア遊びをせず安価に済ませたい人
水遊びなどのアウトドア遊びはあまりせず、着替える必要がない場合はフルクローズのテントは必要ないかもしれません。
フルクローズの機能が不要な場合、ポップアップテントでじゅうぶんで、安価なものであれば3,000円前後で購入できてしまいます。
風の強い海などで使うわけではなく、年に数回、公園でちょっと荷物を置いたり、ちょっと子供を遊ばせたりするのに使いたい、という用途であればコールマン『スクリーンシェード』ほどのスペックは不要なのでおすすめしません。
コールマン『スクリーンシェード』をおすすめしない人【3】宿泊もできるテントが欲しい人
実はキャンプに行って宿泊すると、夜の間に雨に降られて、朝地面が水浸し、というようなことが少なからず起こります。
そんなときに問題となってくるのが「耐水圧」なのですが、我が家が所持している旧モデルは傘程度の耐水圧しかなく、このような急な雨には耐えられる気がしません。
最新モデルでは耐水圧が約3,000mmとのことですが、4方向にフルオープンできるという長所が、雨の時ばかりは短所となり、浸水する可能性を高めてしまいます。
やはり宿泊を伴うキャンプに使用するには、かなりのリスクがあるように思います。
上記の理由から、宿泊メインでキャンプをしたいという方には、コールマン『スクリーンシェード』はおすすめしません。
コールマン『スクリーンシェード』の評判・口コミ
夏のアウトドア遊びに最適なコールマン『スクリーンシェード』のレビューまとめ
今回は日差しがますます強くなるこれからの時期のアウトドアに最適な、コールマン『スクリーンシェード』をレビューしました。
コールマン『スクリーンシェード』は、強い日差しを防いでくれて、子供との公園遊びや、着替えを伴う水遊び、そしてディキャンプなどで大活躍間違いなし!
厳しい暑さに負けず、風を感じながら快適な夏のアウトドアライフをお楽しみください!