イタリアの国民車『フィアット500』が新グレード体系に。クルコンとパドルシフトも標準化

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 現代の技術で21世紀に蘇った“イタリアの国民車”こと『フィアット500(チンクエチェント)』と、そのキャンバストップ・モデルである『500C(チンクエチェント・シー)』が、新色の追加やインテリアカラーの変更により内外装をリフレッシュ。従来のグレード呼称である“1.2 Pop(ポップ)”と“Lounge(ラウンジ)”に代わり、新グレードのCult(カルト)、Dolcevita(ドルチェヴィータ)が設定され、6月5日より発売開始となっている。

 イタリアの国民車として愛された“ヌオーヴァ”の後を継ぎ、2000年代に入ってから生まれた3代目は、先代たちと同様に世界各国で愛され10年を超えるモデルライフを誇るロングセラーとして支持を集めている。

 そんな現行『500/500C』が2008年の日本上陸以降でも大規模なグレード呼称変更を受け、導入当初から主力として続いてきた1.2リッターの直列4気筒自然吸気エンジン(69PS/102Nm)と5速のロボタイズドMTを搭載する1.2ポップと、TwinAir(ツインエア)の名のとおり、フィアットが誇る最新技術を結集した直列2気筒875ccのインタークーラー付ガソリンターボを搭載し、85PS/145Nmのアウトプットながら独特のビート感とともに爽快なドライブフィールを提供してくれる両パワートレインに、新たなグレード名が採用された。

『500/500C』と両モデルに設定される1.2カルトでは、クルーズコントロールやパドルスイッチ、スピードリミッターが標準装備され、高速道路での快適性や操る楽しさが高められるとともに、シートカラーおよびドアトリムカラーはブルーへと変更され、よりモダンな雰囲気へと改められた。

 そして『500』のTwinAir仕様のみに設定されるドルチェヴィータにもクルーズコントロールが標準装備され、フロントフェンダーには“Dolcevita”のトリムバッジを追加。シートカラーはブラック/アイスの2トーンへと変更され、さらに上質なインテリアに仕立てられている。

 ボディカラーはカルトのみ新色のシチリアオレンジが追加され、ポンペイグレーを加えた2色が新たに登場した。従来からのボサノバホワイト、パソドブレレッドを合わせた全4色展開となり、ホワイト以外は5万5000円の有償色扱いとなっている。

 この新グレード導入に伴い、従来の1.2ポップとラウンジは現在の在庫をもって販売終了となり、新グレードの価格は500 1.2カルトが200万円(税込)から。同500ツインエア・カルトは221万円(税込)、500ツインエア・ドルチェヴィータが261万円(税込)、そして500C 1.2カルトが266万円(税込)となっている。

ボディカラーはCultグレードのみ新色のシチリアオレンジ(写真)が追加され、ポンペイグレーを加えた2色が新登場
『500/500C』と両モデルに設定される1.2 Cultでは、クルーズコントロールやパドルスイッチ、スピードリミッターが標準装備に
『500』のTwinAir仕様のみに設定されるDolcevitaにもクルーズコントロールが標準装備され、シートカラーはブラック/アイスの2トーンへと変更

『500』公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/500/
『500C』公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/500c/