JOC幹部〝自殺騒動〟で山下会長を直撃「連絡は受けたが、細かい事実関係が確認できていない」

JOC・山下会長

日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)は8日、都内で本紙の取材に応じ、JOC経理部長の男性(52)が電車にはねられて死亡した件について「連絡は受けていますが、まだ細かい事実関係がまだ確認できていないのでコメントはできない」と話した。

男性は7日午前9時20分ごろ、東京・品川区の都営浅草線中延駅で50代男性が普通電車にはねられ、搬送先の病院で死亡。男性がホームから1人で線路に飛び込む姿が駅員に目撃されており、警視庁は自殺とみて調べている。

当初、JOCは「事実を確認できていない」とコメントしていたが、8日未明に山下会長に一報が伝えられたという。山下会長は「ご遺族は信じたくないということで、確認するまで一切、周りに連絡をしていなかったようです。これ以上、何も言えないので勘弁してください」と沈痛な面持ちで語った。

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