新潟県糸魚川市、燕市、阿賀野市で新型コロナウイルス新規感染者を計3人確認

新潟県は8日15時30分、糸魚川市、燕市、阿賀野市で県内3311例目から3313例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計3人確認されたと発表した。症状は3人いずれも軽症、または無症状で、現時点で感染経路が分かっていない患者は2人。

3311例目は糸魚川市在住でパート従業員の40歳代女性。現時点で感染経路は不明。3日に咽頭痛と咳の症状が現れ、4月に関節痛が発生。7日に症状継続のため医療機関を受診して抗原検査を行った結果陽性となった。現在は、発熱、咳、咽頭痛、関節痛、鼻閉の症状がある。

3312例目は燕市在住で会社員の30歳代女性。県内陽性者の接触者。4日に発熱と頭痛が出現。症状が継続したため、6日にPCR検査を実施した。現在は無症状。

3313例目は阿賀野市在住で会社員の60歳代男性。現時点で感染経路は不明。3日に発熱、6日に発熱と発疹のため医療機関でPCR検査を実施して陽性が判明した。

また、同日午前中に花角英世知事の定例会見で公表された大規模ワクチン接種についての補足説明も行われた。

朱鷺メッセ(新潟市中央区)で行われる集団接種は、7月末までの終了を目標とした65歳以上の高齢者への接種を加速させるものであり、すべて65歳以上の新潟市民が対象。6月19、20日は1日4,000人への接種を行うが、その後の7月3、4日の接種は前日程の様子を見ながら、5,000人程度への接種を目標としているという。予約はインターネットでの予約のみで、6月11日8時30分から開始となる。

また7月上旬には長岡市(場所については調整中)と上越市のユートピアくびき希望館(上越市頸城区)でも、65歳以下の複数市町村の住民も対象とした集団接種を調整中であるほか、上記以外の会場も検討中であるという。

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