【森保ジャパン】長友がW杯2次予選初失点のチームに苦言「1点で相手のモチベーションが変わる」

オンライン会見に応じた長友

日本代表の〝ご意見番〟DF長友佑都(34=マルセイユ)が8日、オンラインで会見し、国際経験の少ないメンバーを中心にして臨んだカタールW杯アジア2次予選タジキスタン戦(7日)でチームの無失点記録が途切れたことに苦言を呈した。

試合は4―1で勝ったものの、W杯2次予選初失点。ベンチで試合を見守った長友は「もちろんサッカーなのでリスクはあるが、W杯最終予選では、あの1点で試合が変わってしまう。試合の内容、相手のモチベーションも違ったものになる」とし「あのシーンはチームでしっかり課題解決していかなければ…。強く思っている」と訴えた。

タジキスタン戦は主力のDF吉田麻也(32=サンプドリア)、DF冨安健洋(22=ボローニャ)、DF酒井宏樹(31=マルセイユ)が不在。すでに最終予選進出を決めていたため国際経験の浅い若手メンバーが先発に抜てきされたが、あえて失点を〝糾弾〟することで、さらなる成長を求めたと言える。

日本代表は11日に国際親善試合でセルビアと対戦する。長友は試合に向けて「テクニックもあるけど、フィジカル的に優れている2次予選とはまったく違ったサッカー、厳しい試合になる」と気を引き締めていた。

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