フレンドシップツアー、破産開始決定 負債総額4,800万円

東京商工リサーチによると、フレンドシップツアーが5月7日、熊本地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は4,800万円。

フレンドシップツアーは、2001年2月に、熊本県宇土市の宇土シティモールの開設時にテナントとして入店する形で創業。イオンモール宇城、イオン八代ショッピングセンターにも出店して、日本旅行や九州産交ツーリズムの企画商品を販売し、ピーク時の売上高は3億円以上を計上していた。

2016年4月に発生した熊本地震の影響で、一時的に売上高が落ち込んだものの、再び3億円弱の売上高まで回復。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い運営に行き詰まり、2020年7月までに従業員全員を解雇、全店舗を閉鎖していた。

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