大日本プロレスでクラスター発生 79歳グレート小鹿会長がコロナ陽性判定

グレート小鹿会長

大日本プロレスは8日、全選手、スタッフに新型コロナウイルスのPCR検査を行った結果、6人に陽性判定が出たと発表した。

同団体では5月下旬から登坂栄児社長(50)と橋本和樹(31)が陽性判定となり、その後も石川勇希(25)に陽性判定が出たと発表していた。

今月に入り全選手、スタッフへの検査を行った結果、6日までにグレート小鹿会長(79)をはじめ、伊東竜二(45)、石川、青木優也(24)、ドリュー・パーカー(23)、中谷諒平レフェリーに陽性判定が出たという。

現在6人は保健所からの指導のもと療養を開始しており、幸いにも6人とも軽症で経過も良好だという。

濃厚接触者に該当するメンバーとしないメンバーについても自宅待機などで活動停止しており、9日に再度保健所の指導のもとPCR検査を実施する予定だ。団体では6人も含め、14日以降から順次活動再開することを目指し、引き続き感染対策を講じていくとしている。

なお橋本和樹は5月29日をもって就業制限が解除され、6月1日から通常業務に復帰したという。また入院治療していた登坂社長も退院し、段階的に業務を開始していると報告した。

大日本は「たびたびの感染事例を出してしまったことをより重く受け止め、今後はこれまで以上の感染症対策を徹底していく所存です。ファンの皆様をはじめ関係者の皆様へご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」とした。

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