大磯町地域包括支援センターの担当職員が相次いで退職している問題で、5月中に新たに少なくとも職員1人が退職していたことが8日までに、関係者への取材で分かった。
同町の中﨑久雄町長は同日の町議会6月定例会本会議で、「円滑な運営を図れるよう、人員の早急な確保に向けて指導・監督しなければならない」との考えを示した。
同センターは、町が町社会福祉協議会に業務委託して運営。3月末に担当職員7人全員が社協側と雇用契約を巡って対立した末に退職した。
町社協は4月、新規採用するなどして職員5人を充てたが、同月末までに1人が、さらに5月中に少なくとも職員1人が退職した。
町社協は現在、新規採用を含む職員数人を充てて対応しているという。