ラグビー・トライアスロン・空手も 五輪合宿の中止相次ぐ 沖縄

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五輪合宿の中止を決めたニュージーランドとのオンライン会議に臨む石嶺村長

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、沖縄県内各地で予定されていた東京五輪・パラリンピック事前合宿の中止が相次いでいる。

 読谷村で合宿する予定だった五輪7人制ラグビー男女ニュージーランド代表(オールブラックス・ブラックファーンズ)は8日、村に合宿中止を伝えた。約50人の選手らは7月7日から約2週間、村に滞在予定だった。

 石嶺傳實村長は「世界トップレベルのチームを村に迎え入れることができず大変残念だが、選手が東京五輪で輝かしい成績を収められるよう応援する。今後もスポーツを通じて交流を深めたい」とコメントした。

 オーストラリアのトライアスロン選手団も、宮古島市での事前合宿の中止を決めた。仲介する旅行代理店が5月31日、市に連絡した。市の担当者によると、日程は8月1日~22日で、参加を予定していたのは5人。パラリンピックの補欠選手とみられるという。大会組織委員会などがコロナ対策をまとめたプレーブック(規則集)を順守するために必要なスタッフが確保できないためだという。

 沖縄市で7月上旬から合宿を予定していた五輪空手のニュージーランド選手団も辞退した。市によると同国の空手連盟から6日に「出入国を迅速に行う必要があるため、東京の前に経由するのは難しい」とメールで連絡があった。

2020年東京五輪のキャンプ地として読谷村陸上競技場を視察するニュージーランドの関係者=2017年