コロナ危機のスペイン代表、若手17人が代表デビュー 所属クラブは「出費」に不満?

EURO直前にセルヒオ・ブスケツ、ディエゴ・ジョレンテの新型コロナウイルス感染が判明したスペイン代表。

チーム内での感染拡大に備えて、9日に予定されていたリトアニア戦にはU-21メンバーで戦うことになった。

この試合はインターナショナルマッチとして組まれていたために、多くの若手選手が一斉にフル代表デビューすることに。

ブライアン・ヒル以外のスタメン全員と交代投入された6人の合計17人が代表デビューとなった。

ただ、『Record』によれば、若手選手たちの代表デビューに所属クラブは不満だとか。

多くの場合、選手の契約には代表デビューした際にボーナスが発生する条項があることが理由だそう。

出費を余儀なくされるクラブのなかにはそれを快く思っていないところもあるとか。1回限りのボーナスになっている場合もあれば、代表デビューすると昇給になるケースもあるという。

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通常ならクラブは選手たちの代表デビューを好意的に受け止めるものの、今回は純粋なパフォーマンスに基づいたものではなく緊急的なものだったために違う受け止め方になっているようだ。

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