宮崎県で今年1~3月に行われた県外スポーツチームの春季キャンプ・合宿の経済効果は14億7千万円(前年同期比88.2%減)と、統計を取り始めた1994年以降で過去最低だったことが8日、県のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染拡大でアマチュアチームのキャンセルが相次いだほか、プロチームのキャンプが無観客となったことが響いた。コロナ収束が見通せず観光関係者の懸念も強まる中で、県は県内チームの合宿誘致による内需の掘り起こしに力を入れる。
プロキャンプ無観客、合宿キャンセル… 経済効果、過去最低
- Published
- 2021/06/09 10:00 (JST)