1974年のフランス・リヨンを再現 思い出の町並みに驚嘆 「ベル・エポックでもう一度」本編映像

6月12日に劇場公開される、輝かしき日々の再体験に夢中となった男を描くヒューマンドラマ「ベル・エポックでもう一度」から、ヴィクトルをが再現された”1974年5月16日のフランス・リヨン”に驚嘆するシーンの本編映像が公開された。

公開された本編映像の舞台は、タイムトラベルサービスによって再現された、1974年5月16日のフランス・リヨンのセット。「アイム・ア・ビリーバー」の楽曲が流れる中、自身がオーダーした街並みの再現度の高さに驚嘆する主人公のヴィクトル。一方で、キャストたちが指示に従って演技をする様子も描かれている。輝かしい日々を彩った思い出深いカフェに入ったヴィクトルは、テーブルの上に携帯電話などなく、今よりもすべて単純だった当時のことを思い出し、じっくりと味わう姿を見せる。

「ベル・エポックでもう一度」は、仕事を失い妻にも見放されてしまったヴィクトルが、”タイムトラベルサービス”によって再現された、記憶通りの輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になってしまう姿を描いた作品。フランス最高峰の賞であるセザール賞で3部門受賞と8部門ノミネートを果たした。主人公のヴィクトルを演じるのは、「愛と宿命の泉」などで知られるダニエル・オートゥイユ。妻のマリアンヌはファニー・アルダンが演じている。監督・脚本・音楽は、「タイピスト!」などに俳優として出演し、本作が監督2作目となるニコラ・ブドスが務めている。

【作品情報】
ベル・エポックでもう一度
2021年6月12日、シネスイッチ銀座ほか公開
配給:キノフィルムズ
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