TBS「ラヴィット!」MC田村真子アナ 父の炎上も安定のスルー「いつまでこの路線?」

田村真子アナウンサー

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が東京五輪・パラリンピックに関する独自提言を出す意向を示したことに対し、田村憲久厚生労働相は8日の記者会見で、予定される提言を「自主的な研究成果の発表」と位置付けた自身の発言について「説明の仕方が悪かった」と釈明した。

田村氏は「『勝手な研究』と言ったと受け取られたと思うが、自主的な研究は非常に重要だ。誤解を招いたとしたら言葉の使い方を改めなければならない」。同時に「参考になるものはしっかり取り入れると言いたかった」とも強調したが、発言の撤回はしなかった。

ただ「自主的な研究」という発言に、テレビやネットなどで批判が殺到している。

日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のMCを務める宮根誠司は、7日の同番組で「小学生の夏休みの自主研究じゃないんですから」とあきれ顔。フジテレビ系「バイキングMORE」のMCである坂上忍も「侮辱ですよ、これ」と批判した。

田村氏の長女といえば、TBSの田村真子アナウンサー。この春から朝の情報番組「ラヴィット!」で川島明とともにMCを務めているが、視聴率は低迷している。

「『ラヴィット!』は政治や事件などのニュースは扱わない方針で、エンタメ路線を掲げている。田村アナはもともと、“報道のエース候補”と言われていたが、お父さんが現政権の厚労相。父に関するニュースにもコメントしなきゃならないから報道をあきらめ、エンタメ路線の『ラヴィット!』を担当したと言われている」(テレビ局関係者)

そのおかげで田村アナは、父の「自主的な研究」という“失言”にコメントせずに済んだわけだが、それはそれで局内でイジられ、肩身が狭い思いをしていても不思議ではない。ネット上では「いつまでこの路線を続けるのか」といった声も上がっているが、果たして――。

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