【二拠点生活者は必見】「家に帰らない日は家賃が不要」多拠点生活者向け賃貸住宅、渋谷で今月25日オープン!

コロナ禍の今、都会と田舎の2つの生活=デュアルライフ(二拠点生活)を楽しむ人たち、いわゆる「デュアラー」が増えていますが、さらに複数のまちで暮らす「多拠点生活」を始める動きも目立ってきました。

そんな中、不動産事業等の東急㈱と宿泊事業等の㈱Unito(ユニット)の両社が今月25日、入居者が家に帰らない日は家賃がかからないという「多拠点生活者向けサービスアパートメント」を開業します。

この新たな住まい方について見ていきましょう。

毎月支払う家賃は住んだ分だけ

リレントの仕組み

物件の名称は「Re-rent Residence(リレント レジデンス)渋谷」。
まもなく6月25日、東京・渋谷にオープンします。

最大の特徴は、Unito社が独自に開発した日本初の賃貸システム「リレント(Re-rent)」です。

このリレントとは、入居者が外泊したときに自分の部屋をホテルとして貸し出すことにより、家賃が外泊日数に応じて減額されるという仕組み。

毎月支払う家賃は、実際に住んだ分だけで構わないのです。

そうすれば、入居者は浮いた家賃によって他の場所での居住や宿泊が可能になるでしょう。

そうして入居者が外泊する際は、持ち物を鍵付き収納に保管した後、スタッフが清掃を行い、他の宿泊者に部屋を貸し出します。

宿泊する人は通常のホテルと同様に泊まることができるわけです。

週末は軽井沢で過ごす二拠点生活

このように住まいを他人とシェアすることで家賃が節約できる「リレント」システム。
Unito社ではこのシステムによる賃貸物件を東京都心で多数運営していますが、その入居者の声を一部ご紹介しましょう。

入居者Aさん

入居者Bさん

「Re-rent Residence渋谷」の特徴とは

渋谷を中心とした多拠点生活に適しています。

「最短1カ月から契約可能」で、「敷金・礼金・更新料が不要」といったフレキシブルな入退去の仕組みがもう一つの特徴です。

また、生活に必要な家具・家電などの設備が備わっています。

1.物件の概要

・所在地:東京都渋谷区渋谷3-6-13
〈渋谷駅徒歩3分、渋谷ストリームから徒歩2分〉
・所有者:東急㈱/運営者:㈱Unito
・部屋数:6部屋/専有面積:34~37㎡

2.賃貸(リレント)の仕組み

入居者は外泊日の3日前までにアプリ上で申請すると、一定額の家賃が減額される。

※共益費8,000円/月、水光熱費+WIFI 使用料15,000円/月は別途必要。
※リレント可能日数は月15日以内。

入居者が外泊するときはスタッフが清掃し、ホテルとして宿泊者を募集。
宿泊者の利用がない場合でも、外泊の日数に応じて家賃が減額される。

3.物件の特徴

➀フレキシブルな入退去の仕組み
最短1カ月から契約が可能で、敷金・礼金・更新料は不要(別途、初期費用は必要)。

➁生活に必要な家具・家電付き
下記のようにコンセプトが異なる部屋を用意し、個人の暮らしに合わせた家具・家電を提供。

【共通の設備】
収納付きのベッド、ソファのほか、宿泊者に貸し出す際に入居者の持ち物を保管するための鍵付き収納を設置。

【CHILL(チル)ルーム〈37.39㎡〉】
80インチの大型プロジェクターとスピーカーによるホームシアター、バーカウンターなどを設置。

【WORK(ワーク)ルーム〈37.39㎡〉】
リモートワークのために、オフィスチェアやディスプレイ付きのミーティングデスクを設置。

本記事と画像の出典:東急㈱および㈱Unito 公式サイト

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【編集部コメント】
コロナ禍でのテレワークの普及もあり、二地域を拠点に生活する「デュアラー」が増えています。

デュアラーや二地域居住について、今話題の『デュアラー』とは?『二地域居住』について詳しく解説!の記事でまとめています。

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