【東京五輪】新田祐大「コロナや政治が含まれ、色んな人が注目する大会」 自転車競技代表内定選手会見

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新田祐大がアスリートしての責務を語った(写真提供=日本自転車競技連盟)

東京五輪の自転車競技トラック種目代表内定選手の会見が9日、オンラインで行われた。会見に出席した新田祐大(35=福島)は、五輪という大会への深い思いを口にした。

新田は「長野五輪のスピードスケートの清水宏保さんの姿を見て五輪を目指した。あの輝く姿を見て」と、自身のきっかけを思い起こした。その体験から「スポーツの魅力、五輪の魅力、勇気や元気を与えるきっかけになると思ってやっている」という。

そして、現状の自転車競技界、また競輪選手としての現状に対する危機感もある。

「自転車競技はマイナーで詳しい人しか知らない競技」

唇をかみながら、はっきりと口にした。そんな現状がひっくり返って、世界中の多くの人が愛するものになってほしい。そのチャンスは五輪をおいて他にない。

特に今回の東京五輪は「コロナや政治が含まれ、色んな人が注目する大会」と冷静に把握している。だからこそ「スポーツに興味を示していない人も注目する。アスリートとして、知らない人たちにスポーツを伝える機会になる一番大事な大会」と、活躍を誓う。

開催可否については「出場するつもりで常にいる。その時が来た時のために」と、ひたすら集中の態度を保つ。開催されることで、何かを伝えることができる、その時のために…。