RIZIN出場の元仮面女子・川村虹花が格闘技引退を発表「新しい挑戦をしようと思っています」

格闘技引退を発表した川村虹花

アイドルグループ「仮面女子」元メンバーで総合格闘家の川村虹花(25)が9日、自身のブログで格闘技引退を報告した。

アイドル活動を続けながら参戦した川村は「勝ったら天国、負けたら地獄。もちろん、試合内容も大事ですが結果が全てな世界。こんなシビアな世界で生きている格闘家はほんとに凄いです」と格闘技の世界を表現した。「アイドル格闘家。色物扱いで、批判も大きかったですが、こんな私にも応援してくださる方が沢山いてくれました」とファンや戦いの場を提供してくれたDEEPやRIZINに感謝し「格闘技人生楽しかったです。ありがとうございます」と結んだ。

川村は今年4月10日に仮面女子を卒業。今後については「また新しい挑戦をしようと思っています」「これからも応援してくださる方はまたのお知らせをお待ちください」としている。

川村は2017年12月にセミプロルールで総合格闘技に初参戦し判定勝ち。翌18年3月のプロデビューは判定負けしたが、「プロ2勝2敗」の戦績で同年大みそかの格闘技イベント「RIZIN 平成最後のやれんのか!」出場を果たした。TKO負けを喫したものの、地上波で戦いの模様が放送されると「総合格闘技をしているアイドル」として一躍全国区になった。その後は練習中のケガなどで参戦ペースがダウン。最後の試合は20年2月24日「DEEP JEWELS 28」(東京・ニューピアホール)の坂本美香戦(KO勝ち)。

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