ボリビアメディア騒然! 不時着UFOの中から〝かわいすぎる”ミニ宇宙人

宇宙人のかわいいイラスト(地元メディア「テレムンド」から)

南米中部のボリビアで先日、不時着したUFOから“ミニ宇宙人”が現れたと地元住民が大騒ぎし、現在、大手メディアやオカルトサイトがこぞって報じている。果たしてその正体は…。

未知との遭遇があったのは4月上旬、ボリビア第2の都市サンタクルスから南南西に200キロあまり、自然豊かな小さな町モンテアグード。目撃者によると、夜空に光の輪が現れるとUFOが出現し、地上に不時着したという。

「その物体は、空に現れたと思ったら雷のように墜落。まるで火を放っているようだった」と当時の様子を地元大手メディア「テレムンド」で語るのは、地元の超常現象専門家ハビエル・アリアガ氏。UFOからはナゾの生命体が出てきて、あたりを徘徊し始めたそうだ。その一部始終を目撃したという若者らは、同メディアの取材に実名、顔出しで応じ、エイリアンの特徴を詳細に明かした。

体長は約30センチとかなり小さく、両手には3本しか指がなく、目はとても大きかった。目撃者の一人が描いたイラストは割とかわいいが、地元民らは南米を代表するUMA(未確認生物)のチュパカブラによく似ていたと話している。

そのエイリアンは結局、数分で闇夜に姿を消し、飛行物体もまた消えたという。UFO着陸現場の草むらは、ミステリーサークルのように丸くなぎ倒されていた。テレムンドが証拠映像として撮っている。

アリアガ氏は、何が起きたのか調査するよう、科学者たちに協力を要請したが、ある心理学者は「これは集団ヒステリーで、住民たちは何が起きたかを直視し、それを受け入れるべきだ」と指摘。地元民ら以外は懐疑的なようだ。

ちなみにチュパカブラは、1995年にカリブ海の島プエルトリコで初報告された、比較的新しいUMA。家畜の血を吸うことから、スペイン語の「チュパ(吸う)」と「カブラ(ヤギ)」が合体しこの名が付いた。南米を中心に被害・目撃例はたくさんあるが、そのほとんどは、重度の疥癬(かいせん=皮膚病の一種)で醜い姿になったコヨーテだというのが今や定説になっている。

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