コロナ療養中の古い党・立花孝志党首が阪神・佐藤輝の活躍に「プロ野球見ない宣言」撤回

立花孝志氏

新型コロナウイルス感染を公表した「古い政党から国民を守る党」(古い党)の立花孝志党首(53)が9日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、病状を報告した。

8日にコロナ陽性が判明した立花氏は自宅療養中で、ユーチューバーらしく動画で経過を投稿している。この日、夕方の配信では「熱は37度3分。一番高い時で38度6分」と依然、熱は下がらないというが、頭痛や関節痛などの症状はないという。

「あまりしんどくない。僕自身がコロナを体験して、感染しやすい病気というのは分かるが、コロナが怖いからといって経済活動を止めるのは違う。止めるほうがよっぽど危険」と従来から飲食店への休業・時短要請については否定的な見方を示していたが、改めて、その考えを強くしたようだ。

一方、コロナ療養生活である〝禁〟を破ったという。昨年12月に新庄剛志氏がプロ復帰を目指し、12球団合同トライアウトに参加したもののオファーが届かったことに立花氏は「私はプロ野球が嫌いになりました。ささやかな抵抗として、私は来シーズン、プロ野球観戦をしない事を決めました」と宣言していた。

ところが、「謝らないといけないことがある。ついつい見てしまって」とプロ野球中継に首ったけというのだ。

立花氏を興奮させているのは阪神のスーパールーキー・佐藤輝明内野手。「凄い。昨日、4三振だったが、あれだけ振っても体が壊れない。最後の救援のスアレス選手も球の速さが凄い」と立花氏は絶賛。この日も野球中継を視聴するために試合開始前に収録したという。

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