高校野球 茨城大会、有観客に 2年ぶり 開会式は実施せず

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2020年の夏季茨城県高校野球大会は入場者が限定され、一般の観客や応援団、ブラスバンドの姿のない球場で試合が行われた=同年8月2日、ジェイコム土浦

茨城県高野連は9日、水戸市内で理事会を開き、夏の甲子園大会出場を懸けた第103回全国高校野球選手権茨城大会(7月8日開幕)を入場者数を限定した上で、有観客で実施すると決めた。昨夏は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止としたため、2年ぶりの開催。選手の密集を避けるため、開会式は行わず、「全校応援」は禁止とした。

入場者数は「5000人以下」か「球場の収容人数の50%以下」のいずれか少ない方に制限する。入場券は当日に球場で販売され、上限に達した時点で打ち切る。入場料は例年よりも値上げした1000円とする方針も示した。中学生以下と学生証を持参した高校生は無料。観客には入場時の検温とアルコール消毒、マスクの着用を義務付ける。

大人数が集まることを避けるため、開会式を実施しない。ブラスバンドや応援団など野球部以外の生徒による全校応援は禁止とし、試合後の校歌斉唱と校旗掲揚も行わない。

有観客開催の意図について、榎戸努専務理事は「大会の運営と存続のためには、観客の方から入場料を頂かないと成り立たない」と説明した。

大会には90チームが出場。組み合わせ抽選会は23日、ザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で行われる。