日本滞在中のミャンマー代表スタッフ急死 死因調査中も事件性はなし

5月28日に日本と対戦したミャンマー代表

大阪で開催中のカタールW杯アジア2次予選に出場しているサッカーミャンマー代表の用具係が9日朝に亡くなっていたことが明らかになった。日本サッカー協会が同日、発表した。

協会によると、ミャンマー代表は5月28日に日本代表と対戦後、2次予選が集中開催されている大阪に滞在。チーム宿舎となっている大阪市内のホテルの一室で用具係を担当している29歳のピェ・ソネ・ナイン(Pyae Sone Naing)氏が倒れているところが発見され、死亡が確認された。

同氏は昨夜0時30分ごろまでチームスタッフと会話していたことが確認されているが、今朝予定されていた新型コロナウイルスの検査に姿を見せなかったためにチーム関係者が部屋を確認したところ、午前9時ごろに倒れている姿を発見された。

昨日8日に行った検査も含めて、同氏の新型コロナウイルス検査は全て陰性が確認されている。協会関係者の説明よると、警察は現在のところ事件性はないと説明。死因についてはまだ明らかになっていないとしている。

日本代表も対戦したばかりのミャンマー代表関係者の急死に衝撃が広がっている。

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