新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で9日、2人の死亡と10歳未満～90代の男女202人の感染が新たに確認された。うち114人が感染経路不明。
死亡した70代の男性はクラスター（感染者集団）が確認されている横浜市内の通所介護施設の利用者。5月18日に陽性と判明し、6月2日に亡くなった。同施設ではこれまでに30人の感染が確認されており、亡くなったのは2人目。
藤沢市在住の90代女性は5月24日に陽性が判明し、軽症で入院。今月8日に死亡した。
クラスターが確認されている横浜市内の特別養護老人ホーム、昭和大横浜市北部病院（同市都筑区）、プロレス団体「大日本プロレス」の運営会社「四ツ葉工芸」（同）で各1人の感染が新たに確認され、それぞれ感染者は18人、11人、7人となった。
川崎市によると、市梶ケ谷保育園（同市高津区）の女性保育士2人の感染が判明。同園の感染者は3人となり、9日から臨時休園とした。星の子愛児園（同市多摩区）とアスク武蔵小杉保育園（同市中原区）の関係者も陽性が判明し、2園とも9日から臨時休園した。
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県は9日、県内で既に公表されている感染者のうち、男女83人の変異株感染を発表。うち1人が英国株の疑いと判明。県内の変異株感染者は累計3847人。
在日米陸軍は9日、関係者2人が感染し、キャンプ座間に隔離していると発表した。
