Dバックス泥沼の敵地19連敗 わずか2安打で完封負け

【ダイヤモンドバックス0-4アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ダイヤモンドバックスは敵地でのアスレチックス戦でわずか2安打に終わり、0対4で完封負け。またしても敵地で勝てず、1985年のパイレーツ以来となる敵地19連敗を喫した。勝利したアスレチックスは2回裏にマーク・キャナの2点タイムリー三塁打などで3点を先制。先発のショーン・マネイアは6回2安打無失点の好投を披露し、7回以降に登板した3人のリリーバーは各1イニングを無安打無失点に抑えた。

両軍の明暗がハッキリと分かれたのは2回の攻防だった。ダイヤモンドバックスは2回表にアスレチックスのミスから二死1・3塁のチャンスを作ったものの、イルデマーロ・バルガスがセカンドライナーに倒れて無得点。一方のアスレチックスは2回裏に2つの四球で二死1・2塁のチャンスを迎え、キャナの大飛球を中堅ケテル・マーテイに好捕されたかに思われたが、マーテイがフェンスに激突した衝撃でボールがグラブからこぼれて2者が生還。さらに次打者ジェッド・ラウリーにもタイムリー内野安打が飛び出し、3点のリードを奪った。

敵地での連敗のメジャー記録は1943年のアスレチックスと1963年のメッツが記録した22連敗。また、アスレチックスは1969年にも敵地20連敗を記録している。敵地19連敗は1985年のパイレーツ以来36年ぶり。ダイヤモンドバックスの次のロードゲームは日本時間6月15日から始まるジャイアンツ4連戦だが、この初戦を落とすとメジャー52年ぶりとなる敵地20連敗、4試合すべてを落とすとメジャー新記録の敵地23連敗ということになる。

© MLB Advanced Media, LP.