桃月なしこが「警視庁・捜査一課長」で“ヨドンナ様”とは真逆のひかえめ秘書に

コスプレイヤー、モデル、女優として活躍する桃月なしこが、テレビ朝日系連続ドラマ「警視庁・捜査一課長season5」(木曜午後8:00)の本日6月10日放送・第9話にゲスト出演し、上司におびえるひかえめな秘書を演じる。

本作は、ヒラ刑事からはい上がったたたき上げの警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描き、大好評を博している人気刑事ドラマ。第9話では、アパレルメーカー社長・錦野勝(寺門ジモン)が刺殺された事件で、錦野がしつこく業務提携を迫っていた“最先端”のファッションデザイナー・安藤美絵(高橋ユウ)が捜査線上に浮かぶ。さらに、もう1人のファッションデザイナー・山村千歳(吉田志織)の関わりも疑われる展開になる。

“最先端”をキーワードに掲げるストーリーで、桃月が演じるのは、有名デザイナーでデザイン事務所の社長でもある美絵に仕える秘書・市橋英美里。桃月は「魔進戦隊キラメイジャー」(同系)で“美しすぎる敵幹部”ヨドンナ役を演じて話題になった。ヨドンナもまたヨドン皇帝直属の“秘書”という設定だったが、英美里は邪悪なヨドンナとは、まさに真逆。白のリボン付きブラウスというおとなしめファッションを身にまとう正統派秘書で、常にピリピリいら立っている上司におびえながらも、捜査に協力する役どころだ。

そんな対照的な役柄に挑むにあたり、桃月は「ヨドンナも私自身も控えめな性格ではないので、自分と対照的なキャラクターを演じるのは難しさもあったのですが…ヨドンナは上司というか皇帝に対して尊敬の意を持っていたんですけど、今回の英美里という役は、もちろん上司として尊敬はしているものの、厳しく怒られることに対して恐怖心も抱いているので、『社長怖い、すごいけど怖い、また怒られる、やだあ』って思いながら演じていました」と、尊敬と恐怖という感情を軸に役作りしたことを告白。

そして、現場の雰囲気について「現場入りした時は本当に緊張していて、めちゃくちゃガチガチだったのですが、撮影セッティング中などの時間に小山田管理官役の金田明夫さんや、板木望子管理官役の陽月華さんが『今日も長いからね、こっち来て座りな』と声をかけてくださったので、徐々に緊張も解け、終始穏やかな雰囲気でした。劇中では怖い女性社長を演じている高橋ユウさんもすごく優しくて、目が合うだけでほほ笑んでくれるので、ちょっとドキッとしました」と振り返り、共演者の心遣いに感謝した。

最後に「また“秘書役”ではあるのですが、ヨドンナとも普段の私とも違うちょっと控えめな私が見られると思います。ぜひリアルタイムでご視聴いただけたらうれしいです!」と笑顔でアピールしている。

なお、第9話には、桃月のほかに、TikTokで女性日本一のフォロワー数を誇る景井ひなも出演。笹川刑事部長(本田博太郎)とまさかのコラボを果たしている。メインゲストの高橋、吉田、そして桃月や景井といった多彩なキャストが殺人事件とからんでいく今夜の放送は見逃せない。

© 株式会社東京ニュース通信社