ワクチン職場接種 長崎国際大が申請 長崎大は2万人規模で検討

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 長崎国際大(佐世保市)は9日、新型コロナウイルスワクチンの職場接種を政府に申請したと発表した。対象は同大を運営する九州文化学園グループ(同市)の教職員や学生ら約4千人を見込む。一方、長崎大(長崎市)は県内の大学と企業関係者合わせて2万人規模の接種を検討していると明らかにした。
 長崎国際大は昨年7月、新型コロナの検査センターを設置。5月以降には、国の規制緩和を見据え、薬剤師向けにワクチン接種や注射器への充塡(じゅうてん)作業を学ぶ研修会を開催している。
 申請は政府の受け付け開始日の8日付。同大の担当者は「これまでも感染防止や大規模ワクチン接種の担い手確保に向け、積極的に取り組んできた。早期接種は学生はもちろん、市民を守ることにつながる」と強調した。教職員の配偶者も対象とする。開始時期など詳細は今後、文部科学省と調整するという。
 長崎大は長崎市文教町の体育館を会場に想定。接種は長崎大学病院の医師や看護師が担う。同大の学生や教職員に加え、医学系の学部・学科がない大学や短大の学生、教職員、県内企業の従業員も対象にする予定。
 職場接種は企業・大学側が打ち手となる医療従事者や会場を自前で確保することが条件。自治体の接種に影響しないか都道府県が確認し了承を得られれば、政府がワクチンや注射器、冷凍庫を配送する。ワクチンは米モデルナ製を使用する。