長崎南山が今季の公式戦2度の対戦で2-13、0-2と敗れてきた海星に雪辱。2018年秋以来の県の頂点へ、布志木監督は「3度目はないぞと、思い切ってプレーしていた。どうやったら勝てるのか考えながら強い相手とやれるのはチーム力向上につながる」とうなずいた。
2-3の九回に松田の三塁打と井上の犠飛で追いつくと、延長十回2死一、三塁から、4番鹿山が変化球を中越えに運んで2点を勝ち越し。「前は“海星”という名前に引いてしまった部分があったけど、精神的にも強くなって立ち向かっていけた。自分に任せろ、という気持ちで打席に入れた」と笑みを浮かべた。
二塁前田とともに「ダブルキャプテン」としてチームを引っ張る遊撃手。小浜との準決勝に向けて「自分たちは挑戦者。(試合中に途切れることなく響く)長所の声で流れをつかみたい。ポイントになるのは先制点」と言葉に力を込めた。
NHK杯長崎県高校野球 長崎南山 因縁の海星に雪辱果たす
- Published
- 2021/06/10 11:14 (JST)
- Updated
- 2021/06/10 13:02 (JST)
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