プレミアリーグ、ESL参加表明の“ビッグ6”と寄付金34億円で合意

 プレミアリーグとフットボール協会(FA)は、欧州スーパーリーグ(ESL)参戦を画策した“ビッグ6”と総額2200万ポンド(約34億円)の支払いで合意に至ったと発表した。

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 “ビッグ6”はサッカー界を震撼させた欧州スーパーリーグ設立に合意し、欧州サッカー連盟(UEFA)から離脱を示唆。しかし発表直後から各方面からの批判が相次ぎ、最終的にESL撤退を表明した。そして9日、プレミアリーグは“ビッグ6”が今後同様の行為を行なった場合、追加罰金2500万ポンド(約39億円)と勝ち点30剥奪の処分を科す事で合意に至ったと声明で発表している。

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「ESL創設の提案に関与した6クラブは、自らの行為の過ちを認めプレミアリーグとイギリスのゲームへのコミットメントを再認識した。彼らは各方面に心から謝罪した。親善の意を込めて、各クラブは2200万ポンドの寄付を行うことに合意した。この寄付金はイギリスサッカーの発展のために使われる。また同様の行為が行われた場合は勝ち点30の減点対象になる事で、ルール変更の支持に合意した。さらに2500万ポンドの追加罰金が課される。私たちは今回の合意により、同問題に関する調査が終了する」。

プレアミリーグと“ビッグ6”が罰金処分で合意 Photo Visionhaus

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