ススキノ深夜ラーメン店、昼営業に活路 常連が子連れで来店 「苦境をチャンスに」

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家族連れ向けに始めたくじ引きの景品を前に、「多くのお客さんに支えられている」と話す飯島さん

 ススキノ地区で深夜帯に営業していたラーメン店のなかで、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う時短要請などに合わせ、昼間の営業に切り替える店舗が相次いでいる。売り上げは深夜に遠く及ばないが、家族連れなど新たな客層も獲得。店側は来店客への感謝の気持ちも込めて、子どもが喜ぶサービスを始めるなど営業存続に向けて知恵を絞っている。

 濃厚しょうゆ味の「札幌ブラック」が看板メニューの「いそのかづお」(南5西5)の営業時間はコロナ禍前、午後10時~翌午前6時だったが、昨年春の緊急事態宣言に合わせ同5月、正午~午後8時に変更した。すると、店を応援しようと夜の常連客が子どもを連れて相次ぎ来店。売り上げの回復にはほど遠かったが、2児の父でもある店主の飯島啓介さん(39)は「とても励まされた」。