家族の介護や世話をする子ども 「ヤングケアラー」県教委が実態調査へ

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 県教育委員会は、家族の介護や世話をする18歳未満の子ども=「ヤングケアラー」の実態調査を県内の中高生を対象に行うと発表しました。

 本来、大人が担うべき家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども=「ヤングケアラー」。学習や睡眠、遊びの時間が奪われるとして社会問題となっています。これについて県教育委員会は、県内の公立高校の全学年と公立中学校の3年生を対象に6月16日からインターネットで実態調査を行うと明らかにしました。厚生労働省と文部科学省の調査では、中学2年生の5.7%、高校2年生の4.1%が「世話をしている家族がいる」と回答。県教委にも、ヤングケアラーに関する相談が寄せられているといいます。

県教育委員会・吉田育弘教育長

「ヤングケアラーは、やはり新たな課題として今出てきているのではないかと。深刻な悩みを持っている子どもを1日でも早く救えるようにしたい。」

 また県教委は、ヤングケアラーに関する専用のメール相談窓口も設置し、調査結果を踏まえたうえで今後の支援について考えたいとしています。