川崎市立小で学級閉鎖 複数の児童が嘔吐の症状で欠席 

 川崎市教育委員会は10日、市立柿生小学校(麻生区)で複数の児童が嘔吐(おうと)の症状を訴えて欠席したことから、6年の1クラスを学級閉鎖にしたと発表した。

 同クラスでは9日に児童10人が休み、1人が早退した。

 市教委によると、同校では2~4年生も計5人、6年生は同クラス以外にも3人が同様の症状で欠席。欠席者が集中した1クラスを11日まで学級閉鎖とした。

 区衛生課が欠席児童らに検便を実施し原因を調べるが、市教委の担当者は「欠席者の分布などから、給食などが原因の食中毒とは考えにくい」と話している。

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