ホンダ フィットの特別仕様車にアームレストが標準装備に! やっぱりフィットにもアームレストは必要!?【みんなの声を聞いてみた】

ホンダ フィットが2021年6月4日にマイナーチェンジを実施。「カーサ」と「メゾン」という2台の特別仕様車を追加したのだが、ここで注目したいのがこれまでオプション扱いだったセンターアームレストが標準装備となったのだ。やはりアームレストを必要と感じているユーザーも多いということなのか? SNSの声を拾って検証してみた。

Honda FIT e:HEV HOME(ホンダ フィット イーエッチイーブイ ホーム)[2020年2月13日発売]

ホンダ フィットの人気オプションはアームレストだった

2020年2月にデビューしたホンダ 新型フィットだが、歴代モデルと大きく異なる点がたくさんある。まずはエクステリアのデザインを柴犬をモチーフにしたおとなしい顔つきにしたこと。そしてアームレストをオプションとした点にある。

運転席と助手席間スペース専用に全5種類のディーラーオプションを用意している。ユーザーそれぞれに見あったパーツを! というのがホンダの提案だったのだ

単にコストカットをしたわけではなく、運転席と助手席間のスペースにゴミ箱や小物入れ、さらにはティッシュボックス置きとユーザーそれぞれが好きなように使えるスペースとしたのだ。

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オプションを選ぶ人は大多数だった

じつはフィットの高級グレードにあたるリュクスというモデルに関してのみメーカーオプションにアームレストを設定していたのだが、全体の約14%が装着と、ユーザー的にはそこまでアームレストを重視していないようにも感じ取れる。

ホンダアクセスが展開するアームレストは2万2000円(税込価格)で販売されている。驚くべきは人気で、フロアマットなど基本的なパーツを除けば第二位にランクインしているのだ

ところがホンダの純正アクセサリーパーツを手がけるホンダアクセスが用意するアームレストは、フロアマットやサイドバイザーなど基本的なパーツを除くと売り上げの第2位を記録するほど注目度が高いのだ。

おそらくは、今回追加された2つの特別仕様車にはアームレストを標準装備としたのは、そんなユーザーの声を反映したカタチであろう。そこでフィットのアームレストに関して、SNSの声を拾ってみたというワケだ。

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「アームレストの標準装備」を評価する声ばかり! やっぱり欲しい装備だった

追加された特別仕様車はユーザーの声を反映したとあって快適装備が満載なのも魅力

SNSには新型フィットに対してたくさんの声が上がっているが、やはりアームレストに関するコメントは目立つ。

すでにフィットを愛用しているユーザーは「オプションでわざわざ選んだのに、特別仕様車に標準となったのはくやしい」といった声もあるにせよ

これから購入を検討している人は「やっぱり長距離運転をするにはアームレストは必須。2台の特別仕様車を選びたい」

あるいは「やっと標準装備になったか! 荷物置きという使い方も大いにアリだが、やっぱりアームレストは欲しい装備」

といった声も散見される。

今回追加された特別仕様車のアームレストはシートにマッチしたカラーとなっている点も売れしいポイントだ

やはりフィットを検討している、あるいはすでに愛用している人たちはアームレストの有無は大きなトピックであったようだ。今回アームレストが標準装備となったのは「カーサ」「メゾン」という2台の特別仕様車に限っているが、今後のマイナーチェンジで全車標準装備となる可能性も捨て切れないほどの注目度であった。

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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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