「日本の近代化を知る7章」=DVDポ語版完成記念シンポ

©Nikkey Shimbun

シンポジウムの案内

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 国際協力機構(JICA、北岡伸一理事長)が放送大学と共同制作した講義番組「日本の近代化を知る7章」(2020年)のポルトガル語版DVD「Sete Capítulos sobre a Modernização Japonesa」が完成したことを記念して、サンパウロ州立総合大学(USP)法学部国際法・比較法学科と日本開発研究プログラム(フジタ・ニノミヤチェア)が22日午後6時からWeb上でシンポジウムを開催する。
 主催は、JICA、USP、後援は、フジタ・ニノミヤチェア、国際法国際関係研究所(IDIRI)。来賓には、山田彰駐ブラジル日本国特命全権大使と西森ルイス連邦下院議員の出席が予定されている。
 シンポジウムでは、同DVD第3章「戦後日本の政治外交」(田中明彦政策研究大学院大学学長の講義、約40分)を視聴した後、USPの二宮正人教授と大貫ジャナイナ教授が講評や解説(15分)、参加者からの質疑応答の時間も設けられている。
 フジタ・ニノミヤチェアは、2019年にJICAとUSPの共同事業として開設された。日伯の関係強化に貢献する人材を育成するために、USP法学部国際法・比較法学科に日本の近代化を学ぶ講座プログラムが設置された。開設時、バハン・アゴピアンUSP学長は、「日伯をつなぐ長年の交流には常にJICAが関わっていた」とその功績を称え、同プログラムを支持した。プログラムの名前は、日系人初の外交官である故藤田エジムンド氏と、大統領の通訳も務める二宮教授の名前を冠している。
 19年11月には、日本政治外交史が専門の北岡JICA理事長が来伯し、「日本の近代化の歴史と発展の経験」をテーマに当地で特別講演を行った。理事長は「歴史的に世界を先導してきたのは西欧だが、非西欧で大きな発展をとげたのが日本。だから日本の近代化の歴史を学ぶことに意味がある」とフジタ・ニノミヤチェアの活動に大きな期待を寄せた。
 今回のシンポジウムのコーディネーターである門屋篤典JICAブラジル事務所次長は、「このDVDはアカデミックな内容でありながら、興味深い写真や映像が多く盛り込まれ、誰が観ても理解しやすい構成になっています。シンポジウムも肩の力を抜いてお話を聞いていただけるように企画しています。ぜひお気軽にご参加ください」と説明する。
 同シンポジウムは参加費無料、事前の申し込みが必要で、以下サイト(https://bit.ly/3vKxHcC)から登録できる。