【柔道世界選手権】女子70キロ級・大野陽子が「銀」 初優勝を逃す

大野陽子

柔道の世界選手権第5日(10日、ハンガリー・ブダペスト)、初戦の2回戦から4試合連続の一本勝ちで勝ち上がった女子70キロ級の大野陽子(31=コマツ)は決勝で敗れ、初優勝はならなかった。

決勝では残り42秒で両者がもつれるように倒れ、バルバラ・マティッチ(26=クロアチア)に技あり。大野は寝技で反撃を試みたが、時間切れとなった。

男子90キロ級の長沢憲大(27=パーク24)は準決勝で優勝した世界ランキング1位のニコロズ・シェラザジシビリ(25=スペイン)に一本負け。3位決定戦ではスウェーデン選手に敗れて5位だった。

同じく男子90キロ級の村尾三四郎(20=東海大)は1回戦を突破したものの、2回戦でウズベキスタン選手に指導3による反則負けを喫した。

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