駅弁掛け紙千枚がずらり 日本初の食堂車にちなみ、「鉄道と食」企画展 京都・鉄道博物館

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ユニークな弁当箱の駅弁や、全国の駅弁の掛け紙が展示された企画展(京都市下京区・京都鉄道博物館)

 日本で初めて食堂車を走らせた山陽鉄道(現JR山陽線)の全通120周年を記念し、鉄道と食をテーマにした企画展が京都市下京区の京都鉄道博物館で開かれている。食堂車メニューの変遷や、全国の駅弁、観光列車の豪華料理などを紹介しており、旅気分を味わえる。

 山陽鉄道は1901(明治34)年に神戸―馬関(現下関)で全通した。同鉄道は全通前の1899年に日本初の食堂車を運行し、洋食を提供。その後、他の鉄道にも広がった。

 展示は「鉄道と食のいろどり」。展示室の壁には、明治から現在までの駅弁の掛け紙千枚が飾られる。タコやキャラクターなど容器にこだわったユニークな駅弁や、山陽線で実際に販売されている駅弁も展示した。

 本館2階には、食堂車があったブルートレインの模型や実際の寝台もある。観光列車や豪華列車として運行している11列車を特集したコーナーもあり、車窓からの風景や、車内で提供される豪華料理が写真で紹介されている。

 企画展に合わせ、館内レストランでは、山陽線の駅弁で人気のあなごを使った弁当(1300円)を提供する。同館は「新型コロナウイルス収束後の旅のヒントにしてほしい」と話している。

 7月11日まで(水曜休館)。午前10時~午後5時。入館料必要。

ブルートレインの模型や寝台ベッドも展示している