カスティーヨ力投実らず9敗目 秋山翔吾は出場機会なし

【ブリュワーズ7-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズはルイス・カスティーヨが5回までブリュワーズ打線を1得点に抑える力投を見せたものの、6回表に継投に失敗し、2対7で敗戦。またしても勝率5割復帰を逃し、借金2に逆戻りとなった。カスティーヨは「ここ2試合は自分にとっていい登板になっている。それは嬉しいよ」と復調への手応えを口にしたが、残したランナーをリリーフ陣が生還させてしまったため、6回途中1安打3失点で今季9敗目(2勝)。なお、秋山翔吾に出場機会はなかった。

試合のターニングポイントとなったのは6回表だった。5回裏にジェシー・ウィンカーのタイムリーで1点を勝ち越したレッズは、6回表一死からカスティーヨが2者連続四球を与え、1・2塁のピンチ。ここでカスティーヨと打者アビサイル・ガルシアの壮絶なバトルが繰り広げられ、カスティーヨはガルシアに粘られたものの、10球目のチェンジアップで空振りを奪い、ガルシアを三振に仕留めた。

しかし、この10球を加えて球数が96となったため、デービッド・ベル監督はカスティーヨの交代を決断。二死1・2塁の場面で2番手のルーカス・シムズがマウンドに上がったが、ウィリー・アダメスに同点のタイムリー二塁打、ジェイス・ピーターソンに勝ち越しの2点タイムリーを許した。その後も追加点を奪われ、終わってみれば2対7で完敗。試合後、カスティーヨは「(投手交代は)僕がコントロールできることではない。監督のいかなる決断も僕はリスペクトするよ」と指揮官の判断に理解を示した。

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