江の島での五輪セーリング競技のライブサイト、藤沢市が中止 市長「感染症対策・ワクチン接種が最優先」

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藤沢市役所本庁舎前に掲げられたヨットの帆をかたどった五輪フラッグ

 神奈川県藤沢市の鈴木恒夫市長は11日、同市江の島で行われる東京五輪セーリング競技を中心に大型スクリーンで中継するライブサイトを中止すると発表した。

 ライブサイトは大会組織委員会と市が共催し、五輪期間(7月25日~8月5日)とパラリンピック期間(8月24日~9月5日のうち2日間)、藤沢市役所本庁舎の地下広場と市役所前広場で実施する予定だった。

 期間中、6千人近くの参加を見込んでいた。

 競技中継のほか、会場では競技体験や藤沢や五輪ゆかりの関係者によるイベントなどを予定していた。

 同市が取り組む東京五輪の盛り上げやレガシー(遺産)づくりの主要事業に位置付けられていた。

 鈴木市長はこの日の会見で「五輪の盛り上げだけでなく、市民の一体感を醸成しまちづくりの気運を高める機会としても期待をしていた」と残念がり、「コロナ禍での感染症対策やワクチン接種の早期実施が最優先と考えた」と中止の理由を説明した。

 市は今後、セーリング競技のオンライン配信など密を回避する五輪関連行事の在り方を検討していくという。