【薬局業界地図】規模別の薬局構成比は? 「5薬局以下」の企業が半数/日本保険薬局協会調べ

【2021.06.11配信】日本保険薬局協会は2021年3月時点の薬局調査を公表した。それによると、「5薬局以下」の企業が半数程度で、中小規模の企業が多いことが明らかになっている。

日本保険薬局協会(首藤正一会長=アインホールディングス代表取締役専務)は、2021年3月時点の薬局調査結果を公表した。

約5万9500軒の薬局のうち、規模別の企業・薬局構成は以下の通り。
「100薬局以上」1万5846軒、27%
「20〜99薬局」7234軒、12%
「6〜19薬局」7775軒、13%
「2〜5薬局」1万3169軒、22%
「1薬局」1万5541軒、26%

「5薬局以下」で48%を占める結果。

「在宅実績年間10件以上」の届出は全国で32.6%

一方、今後拡充が求められる在宅医療の実施状況については、「在宅実績年間10件以上」の届出がおおむね規模の大きさと相関している。
「100薬局以上」43.9%
「20〜99薬局」48.5%
「6〜19薬局」36.8%
「2〜5薬局」26.2%
「1薬局」17.0%

なお、全国では32.6%。

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