マカオ、新規住宅ローン承認額が4ヶ月連続ぶりに下落…2021年4月

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住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

 マカオ政府金融管理局が6月11日に公表した今年(2021年)4月の住宅及び商業物件向けローン関連統計によれば、対前月の新規ローン承認額は住宅不動産向けが4ヶ月ぶり減、商業不動産向け2ヶ月連続増だった。

 今年4月の新規住宅ローン貸付承認総額は前月から20.4%減の23.6億マカオパタカ(日本円換算:約324億円)。対前月4ヶ月ぶりの下落。このうち、マカオ居民(=マカオ居民IDカード保有者)向けが前月から21.5%減の23.2億マカオパタカ(約318億円)で、全体の98.3%を占めた。非居民向けは増加で、4100万マカオパタカ(約5.6億万円)に。直近3ヶ月でみると、今年2月から4月の新規住宅ローン貸付承認額の月次平均値は24.8億マカオパタカ(約340億円)で、今年1月から3月との比較で6.0%下落。

 なお、プレビルド(未完成)物件に対する新規貸付承認額は前月から6.4%減の2.9億マカオパタカ(約40億円)。前年同月比では25.8%増。

 新規商業物件向けローン貸付承認額は前月から177.7%増となる53.5億マカオパタカ(約734億円)。こちらは対前月で2ヶ月連続増。このうち、マカオ居民向けが176.3%増の52.9億マカオパタカ(約725億円)で、全体の98.9%を占めた。非居民向けについても増加で、5700万マカオパタカ(約7.8億円)に。直近3ヶ月でみると、今年2月から4月の月次平均値は29.7億マカオパタカ(約407億円)で、今年1月から3月との比較で24.3%増。

 今年4月末時点の住宅ローン融資残高は期内に多くが大口融資が完済されたことを受けて前月から0.1%減、前年同月から1.5%増となる2347.9億マカオパタカ(約3兆2196億円)。マカオ居民が占める割合は94.8%。マカオ居民向けの住宅ローン融資残高は前月から横ばい、非居民向けについては1.4%減。

 商業物件向けローン融資残高は前月から1.0%増、前年同月から11.9%減となる1600.1億マカオパタカ(約2兆1941億円)。マカオ居民が占める割合が93.1%。商業物件ローン融資残高はマカオ居民向けが前月から1.1%増、非居民向けが0.3%減。

 今年4月末締めの住宅ローン延滞率は0.24%で、前月から横ばい、前年同月から0.02ポイント下落。商業物件向けローン延滞率は0.49%で、前月から0.05ポイント下落、前年同月から0.03ポイント上昇。

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