巨人 山口俊復帰のチーム事情 課題山積も原監督は先発構想

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 巨人・山口俊

 巨人は、米大リーグ・ジャイアンツ傘下3Aサクラメントを退団した山口俊投手(33)を獲得した。19年オフにポスティングシステムを利用しメジャーに挑戦した右腕。2年ぶりに日本球界に復帰することを決めた山口に白羽の矢を立てたのは古巣の巨人だった。その背景とは。

 チームは投手陣の強化が最重要課題だった。今季ローテに入って開幕から回っているのは高橋のみ。絶対エースの菅野が右肘違和感から復帰し高橋、サンチェス、戸郷、メルセデスらもいるが先発投手の駒が不足している状況だ。

 リリーフ陣も同様。守護神のデラロサは「左足の違和感」で離脱中。8日のオリックス戦で9投手による“マシンガン継投”を敢行したことでも分かる通り、ベンチは中継ぎ陣のやりくりに苦労していると言える。

 原監督は「先発の中に入ってくれればなと思っています」と期待する。疲労が蓄積する投手陣の救世主となり、チームの起爆剤としての役割も求められる。2位からの巻き返しを目指す巨人にとって重要なピースが加わった。