子どもたちの給食に「鹿肉カレー」 食べて学ぶ命の大切さ 岡山・真庭市

岡山県真庭市のこども園の給食にシカ肉を使ったカレーが登場しました。

真庭市では子どもたちに地産地消について知ってもらおうと、給食の献立に地域の食材を取り入れることを進めています。

真庭市の八束(やつか)こども園の園児の元に運ばれたのは、シカの肉を使ったカレーです。
真庭市では野生のシカが田んぼや畑を荒らす被害が増えていて、市内で捕獲したシカを活用しました。

園児たちはもりもりとカレーを食べていました。園児たちは絵本で肉が食卓に届くまでの話を聞き、命の大切さについても学びました。

真庭市では16の保育園やこども園でシカ肉のカレーを提供します。

真庭市のニホンジカの捕獲は2018年度は367頭、2020年度は638頭で、夏から秋にかけて捕獲数が増えるそうです。ちなみにイノシシは2018年度は2536頭、2020年度は3196頭捕獲されています。

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