【京都】早起きして見に行こう!美しい蓮の花が見られる京都の神社仏閣5選

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

【1】まるで極楽浄土!蓮の寺として名高い「法金剛院」

京都市右京区にある「法金剛院」は「関西花の寺二十五カ所」の十三番目の霊場であり、通称「蓮の寺」として親しまれている寺院です。

蓮の見頃である7月上旬から8月上旬にかけては、早朝から蓮を楽しむことのできる「観蓮会(かんれんえ)」が開催されます。この期間中は朝7時30分から開門されるので、朝の清々しい空気の中、美しい蓮をゆったりと鑑賞することができますよ。

平安時代作の庭園の奥には日本最古の人工滝とされる「青女の滝」があり、「法金剛院青女滝附五位山」として特別名勝に指定されています。庭園にある大きな池は「苑池」と呼ばれ、夏になると水面一面が生育した蓮の葉に埋め尽くされます。

「法金剛院」の蓮は「苑池」だけではありません。池の周りや境内には蓮が植えられた鉢がずらりと並んでおり、さまざまな品種の蓮を間近で見ることもできます。お気に入りの蓮の花を探してみてくださいね。

【拝観料】
大人500円、小人300円

【スポット情報】
■住所:京都府京都市右京区花園扇野町49
■アクセス:JR「花園駅」から徒歩5分
■拝観日:毎月15日、観蓮会開催期間(2021年は7月10日〈土〉~8月1日〈日〉)
※感染拡大防止のため中止・変更する場合があります。ホームページを確認してください
■拝観時間:通常9:30~16:00(閉門16:30)、観蓮会開催時7:30~12:30(閉門13:00)
■電話番号:075-461-9428

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※受付にて使い捨てスリッパをお配りいたします(無料)。本堂、仏殿でご利用いただき、お帰りの際はお持ち帰りください。
※マスク着用をお願いいたします。お持ちでない方は受付にて50円で販売しております。
※受付にて手指の消毒、検温をお願いいたします。消毒スプレー、非接触体温計をご用意しております。
※トイレは使用禁止とさせていただきます。
※脚付きカメラは使用禁止となります。
※緊急事態宣言など状況により変更があります。ホームページでご確認ください。

【2】観光名所嵐山で蓮を楽しむならここ「天龍寺」

京都嵐山を代表する寺院のひとつである「天龍寺」。勅使門付近の放生池では、例年6月下旬頃から蓮の花が咲き始め、7月に入ると見頃を迎えます。

重要文化財に指定されている勅使門を背景に、白色や桃色の美しい蓮の花が咲き誇る様はここでしか楽しめない景色です。

放生池は石橋によって南北に分かれています。南側と北側で若干開花のタイミングが異なることがあるようなので、訪れた際にはどちらの方角からもチェックしてみてくださいね。

放生池は参拝料のかからないエリアにあります。朝早くから蓮を鑑賞して、その後お寺の参拝や嵐山を観光するのもおすすめです。

【参拝料】
高校生以上500円、小中学生300円

【スポット情報】
■住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
■アクセス:京福「嵐山駅」下車すぐ、JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩13分
■参拝時間:8:30~17:00(受付終了16:50)
■休日:なし
■電話番号:075-881-1235

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/ソーシャルディスタンスの確保

【3】遅咲きの蓮が盛夏に咲き誇る「勧修寺」

@man_tac

「勧修寺」は京都山科に位置するお寺です。蓮の名所として有名なお寺で、境内の「氷室池」は夏になるとたくさんの蓮に覆われます。

背景には山の景色が広がっており、周囲の美しい緑と蓮のピンクの色合いとの対比が美しいです。京都市中心部から少し離れているため、比較的人の少ない中ゆっくりと蓮を鑑賞することができます。

蓮の見頃は一般的に7月〜8月といわれていますが、勧修寺の蓮は遅咲きとして知られており、8月後半を過ぎても蓮の花を楽しめます。中には11月に入っても咲いているものもあるそうですよ。蓮の開花時期が長いので、ひと夏に何度も訪れたくなるスポットです。

【拝観料】
大人400円、小人200円

【スポット情報】
■住所: 京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
■拝観時間:9:00~16:00
■アクセス: 地下鉄「小野駅」から徒歩6分
■休日:なし
■電話番号:075-571-0048

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/ソーシャルディスタンスの確保

【4】名前の通り!大きな蓮が咲くお寺「大蓮寺」

安産祈願のお寺としても有名な京都市左京区の「大蓮寺」。文字通り大きな蓮の咲くお寺で、夏になると様々な蓮の花を境内で鑑賞することができます。

「大蓮寺」では約40種類もの蓮が生育されています。「大洒錦」「西円寺青蓮」「ミセススローカム」など、大型な品種も多く、1つ1つの蓮の花に存在感があります。

蓮の開花情報については6月頃から「大蓮寺」のブログ(「大蓮寺」ホームページよりアクセス可能)に適宜掲載されていきますので、拝観前に気になる方はそちらを確認してくださいね。

【拝観料】
境内無料

【スポット情報】
■住所: 京都府京都市左京区正往寺町457
■拝観時間:9:30~16:30
■アクセス: 市バス「東山二条」「東山仁王門」から徒歩3分、京阪「三条京阪駅」から徒歩15分
■休日:なし
■電話番号:075-761-0077
※花蓮のお問合せは不可。開花状況は「大蓮寺」ブログでご確認ください(ブログはホームページよりアクセス可能)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※団体での来寺はご遠慮ください(狭い境内地のため、安全のためコロナ禍でない時もお断りしております)。
※マスクの着用にご協力ください。
※境内地での飲食禁止(熱中症対策の水分補給は除く)。

【5】水上橋から眺める蓮のお花畑「長岡天満宮」

梅の花やキリシマツツジなど、四季折々の草花が美しい「長岡天満宮」。その境内東に広がる「八条ヶ池」の西池では、夏になると一面に蓮の花が咲き誇ります。

「八条ヶ池」には橋がかけられていて、水上をお散歩しながら蓮の花を楽しむことができます。こちらの水上橋は中国浙江省杭州市の西湖に浮かぶ「三潭印月(さんたんいんげつ)」という島の回廊がモデルなのだとか。

「八条ヶ池」の蓮は正式には「西湖紅蓮」といい、友好都市の中国浙江省寧波市から1996年に贈られ、植えられたものです。蓮の美しさはもちろん、異国情緒も感じることのできるおすすめスポットです。

【拝観料】
境内無料

【スポット情報】
■住所:京都府長岡京市天神2-15-13
■拝観時間:終日
八条ヶ池水上橋7:00~18:00(4月〜9月)、7:00〜17:00(10月〜3月)
長岡天満宮社務所受付時間9:00〜17:00 ※緊急事態宣言発令中は受付時間変更
■アクセス:JR「長岡京駅」から徒歩20分、阪急「長岡天神駅」から徒歩10分
■休日:なし
■電話番号:075-951-1025(蓮については長岡京市商工観光課 075-955-9515)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※神事や行事の一部を中止または縮小しています。詳しくはホームページをご確認ください。
※マスクの着用にご協力ください。
※ソーシャルディスタンスを確保してご拝観ください。

蓮を見るなら午前中に拝観しよう!

今回は京都の蓮の美しい神社仏閣を5カ所紹介しました。

気温の高い夏はおでかけする気がつい無くなってしまいますが、朝は比較的涼しいので気持ち良く過ごせますよ。蓮の美しい季節にはいつもより早起きをして、今回紹介した神社仏閣へぜひ蓮を見に行ってみてくださいね。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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