鷹・小久保ヘッド「身長勝ったら名球会入れてやりたいよね」燕の174勝左腕・石川を労う

小久保ヘッド(左)と石川

エールを送りつつ、攻略を予告した。ソフトバンク・小久保裕紀ヘッドコーチ(49)が、交流戦ならではの〝温かい交流〟で場を和ませた。

11日のヤクルト戦前、小久保ヘッドは相手先発で青山学院大の後輩に当たる石川雅規投手(41)から挨拶を受けた。試合前恒例の取材対応で「よう頑張っとうねー、後輩!」。そうたたえると、小久保節で「身長170くらいでね。身長勝ったら名球会入れてやりたいよねぇ」と、ユーモアたっぷりに通算174勝を誇るベテラン左腕を労った。

公表では身長167センチの石川。小久保ヘッドは「フォームを変えられるし、特殊なシンカー、スクリューですかね、それが彼の一番の特徴。ただ、投げるだけじゃない能力の高さがある」と評して、話を本筋に戻した。「ファームで結果を残さないとダメっていう中で成績を残している。腐ることなくファームに置かれた境遇の中で花を咲かせて、もう一度一軍で投げる切符をつかんだ。どの球団のベテランにも、そういう姿勢でやってもらいたい」と敬意を表した。

ただ、最後は「青学の後輩はかわいいですけど、それと勝負は別ですから! 言えませんが、対策はあります!」と、燕のレジェンド左腕攻略に腕をぶしていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社