乳児揺さぶり、父親無罪に

東京高検が上告断念

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 生後1カ月の長女を揺さぶり死なせたとして傷害致死罪に問われた父親を、一審に続き無罪とした東京高裁判決が12日、確定した。最高裁への上告期限となる11日、東京高検が上告しないと発表した。高検の久木元伸次席検事は「判決内容を十分に検討したが、適法な上告理由が見いだせなかった」としている。

 父親の中馬隼人さん(44)は2017年、東京都町田市の自宅で、長女の頭を揺さぶる暴行を加え、同3月に傷害に起因する肺炎で死亡させたとして起訴された。

 長女には「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」の典型症状とされる(1)硬膜下血腫(2)眼底出血(3)脳浮腫―の3症状があった。