列車と動物の接触を防げ!JR東日本高崎支社が対策 上越線などで実証実験

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JR東日本高崎支社管内で発生した列車と動物の衝突事故は82件で、過去最多となりました。高崎支社では動物との衝突回避に向けた対策に取り組んでいます。

JR東日本高崎支社によりますと、去年1年間の列車と動物の衝突事故は前の年より15件増えて82件で統計を取り始めた2017年から最多となりました。内訳を見ますと、シカとの衝突が全体の半数を超える46件で最多となっています。

こうした被害を防ごうと高崎支社では、特に事故が多い上越線や八高線などで実証実験を続けています。 先月から実験が行われているのは、「鹿忌避音装置」です。車両の先頭にスピーカーを設置し、犬の鳴き声などを組み合わせたシカが嫌がる音を出すことで、接触を回避します。

また、動物の嫌がる臭いを含んだ忌避剤を線路上に散布し、シカをはじめとした動物の侵入を防ぎます。忌避剤は今年1月、上越線の土合-湯檜曽駅間に散布しました。 このほか、上越線と吾妻線の沿線には動物が近づくとセンサーが反応し、動物が嫌う音を発する忌避装置おととしから設置するなどし、効果を検証しています。 対策を講じた区間では動物との衝突事故は発生していないということです。