【新型コロナ】五輪PV、横浜市も中止 林市長「安全・安心を最優先に」

大さん橋

 横浜市は11日、東京五輪・パラリンピック期間中に大さん橋(同市中区)で開催を予定していた、パブリックビューイング(PV)や競技体験などが楽しめるイベント「東京2020ライブサイト」を中止すると発表した。

 イベントは市と大会組織委員会が主催し、7月31日から8月7日にかけての開催を計画。大型画面で競技を放映するほか、大会公式グッズの販売や競技体験、ステージでのトークショーなどを行う予定だった。

 また、7月21日から9月5日にかけて実施予定だった市役所(同市中区)でのPVと、区が実施を検討していたPVイベント「コミュニティライブサイト」も中止する。

 新型コロナウイルス感染症対策として人流抑制を図るためで、林文子市長は「市民の安全、安心を最優先に検討を重ねて判断した。感染症対策を徹底し、大会の成功に貢献していく」とコメントを発表した。

© 株式会社神奈川新聞社