スコットランド・プレミアリーグ、セルティックの次期監督に決まり、J1横浜Mを退団するアンジェ・ポステコグルー監督(55)が11日、オンライン会見を行い、「(マリノスでは)楽しい思い出しかない。ここで去るのは悲しく寂しいが、クラブの発展をこれからも見ていきたい」と心境を語った。
就任4年目途中での退任となるが、移籍の経緯については「簡単な決断ではなかった」と語るにとどめ、「このクラブでもっとタイトルを取りたかった。それが心残り」と振り返った。
母国のオーストラリア代表監督から2018年に横浜Mの監督に就任。最終ラインを高くして相手を押し込む攻撃スタイルを掲げ、翌19年には15年ぶりのリーグ制覇に導いた。
堅守の名門に変革をもたらした指揮官は「自分はクラブから離れるが何かあればアドバイスしたい。これからも変わらずこのサッカーをしてもらえたらうれしい」と話した。