西武・高橋光成 味方の守乱に引っ張られ2戦連続KO「チームに対して申し訳ない」

長く伸びた後ろ髪をバッサリ切って臨んだ西武・高橋だったが…

髪を切っても勝てなかった。西武・高橋光成投手(24)が先発登板した11日の中日戦(メットライフ)で4回途中5失点(自責2)でKOされた。

今季は開幕から無傷の5連勝も、前回登板4日のヤクルト戦(神宮)で4回10失点(自責9)と大炎上し初黒星。ゲン担ぎで伸ばしていた長髪もバッサリと切り落とし挑んだマウンドだったが、この日はツキにも見放された。

3回に2点を先制されると、4回には先頭の7番・木下拓に右前打を許し、続く三ツ俣がバスターエンドラン。打球は高橋の前へ転がり併殺を狙うも、遊撃・山田が高橋からの送球を捕れず。無死一、二塁としてしまうと、今度は一塁・山川が送りバントを処理しきれず悪送球。3点目を失った。

これだけで終わらなかった。なおも無死二、三塁で大島のゴロに二塁・呉が本塁へ返球も、三塁走者・三ツ俣の好走塁もあり野選で4点目。さらにこの日2安打を放っていた2番・堂上にこの日3本目となる中前適時打を浴び5点目を失い、高橋はアウトを1つも取れず2番手・佐野にマウンドを譲った。

高橋は降板後「今日も試合を作ることができませんでした。チームに対して申し訳ない気持ちです。今日一番よくなかったのは、とにかくボールが高かったことです」とうつむいた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社