楽天・涌井 阪神・マルテに痛恨の逆転被弾 7回3失点で降板

阪神・マルテ(奥)に逆転弾を浴びた楽天・涌井

楽天・涌井秀章投手(34)が11日の阪神戦(楽天生命)に登板、2―1とリードの6回にマルテに痛恨の12号逆転2ランを浴びるなど、7回を6安打3失点(自責点2)で降板した。

4回までわずか1安打と阪神打線を封じていた涌井だが、2-0の5回に佐藤輝の四球と盗塁から二死三塁を作られると、糸井のボテボテの二塁内野安打で1失点。続く6回には一死三塁から、それまで2三振に抑えていたマルテに痛恨の一発。初球、高めに抜けた133キロスライダーを完璧にとらえられ、打球は左翼スタンド中段まで運ばれる12号逆転2ランとなった。

打球の行方を見つめながらもポーカーフェースを変えない涌井だったが、展開を考えれば勝負どころでのこの一発はさすがに痛恨だった。

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